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香港は源泉徴収制度がないの!?給与所得税の申告から納付までの流れをチェック!

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毎年4月から5月にかけての恒例行事ですが、、、

 

香港税務局から、会社や個人宛に申告書の入った緑色封筒が届きます。📪

 

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給料の源泉徴収制度がない香港では、日本と違って個人でも申告書を制作して提出しなければなりません。📝

 

しかも、提出にあたってはガッチりと決められたルールや期限があり、十分な基準を満たさないとペナルティの対象になるケースもありますので、かなりの注意が必要です。📢⚠️

 

そこで今回は、私の申告経験をもとに、香港における給与所得税の申告から納付までの手順をお話ししていきますね。

 

※今回の記事はあくまでも個人的な手順です。なので、もし相談したい場合は、専門の税理士・会計士さんに相談してくださいね。

 

1.雇用主支払報酬申告書

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毎年4月初旬(4月1日発行)に雇用主支払報酬申告書が香港税務局より雇用主、つまり、会社へ配布されます。

 

雇用主は従業員各個人別に、前年度4月〜本年度3月までの、いゆわいる税年度期間内に交付した給与手当を記録。✅

 

ついで、香港税務局に申告しますが、提出までの期間は発行から1カ月以内というルールがあります。⚠️

 

2.個人所得税申告書

間もなく5月に入ると、香港税務局より個人所得税申告書が届きます。

 

そこへ会社から受け取った、給与支給状況票の写しをベースに

 

・給与賃金

・休暇手当

・賞与

・コミッション(歩合給)

・家賃

 

さらに税金など、その他もろもろを記載し、提出します。

 

こちらも同じく、香港税務局に発行から1カ月以内に提出しなければなりません。

 

また、ここに関しては会社に限らず、それ以外の収入も含まれるので注意が必要です。

 

3.確定税額通知書

 その後、数ヶ月たった8月〜11月頃、香港税務局は個人宛に、確定税額通知書を送付してきます。📩

 

これは、先ほど述べました「雇用主支払報酬申告書」と「個人所得税申告書」を検討材料として給与所得税を割り出し、計算結果と合わせて送られてくるもの。

 

ただ、ここで一つ取り分け気をつけなければならないことがあります。

 

それは、香港勤務が始まる初年度については、2年分をまとめて払う形になるからなんです‼

 

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この事を知らないと、納税の準備ができてないなど、毎年多くの人が頭を抱えることになります。💦

 

税金が安い香港とはいえ、2年分となると、それはかなりの額で、自分もまた最初の申告書が届いた時は「ウゴッ!」💫ってなりました。

 

また、一般的に支払い期限は

 

・75%→翌年1月

・25%→翌年4月

 

ですが、事実上の納税期限は、確定税額通知書に指定されていますので、注意して確認してくださいね✅

 

4.税額に影響する事項など

 いろんなことを書かなければいけない申告書ですが、下記の事項については、かなり税額に影響してきますので、とくに注意しましょう‼

 

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【税額の控除事項】

年ごとではありませんが、香港では政府の方針として特別控除が行われることがあります。

 

所得控除の事項は次の通りです。

 

・基本控除(未婚者、既婚者異なります)

・子女控除(第一子から第九子

・扶養控除(父母、祖父母)

・扶養兄弟姉妹控除

・学費控除(自己学費)

・MPF(強制積立年金)自己負担分控除

・寄付金控除

・住宅借入金控除

介護老人福祉施設控除 

 

などなど。

 

おのおの所得控除額が提示されていますので、これを所得税から控除したものが納税額になります。

 

タックスヘイブンと言われる香港の所得税税率は、日本や他国と比べても税率は随分と安く、高くても17%です。💰🧚‍♂️

 

他国よりも億万長者が多くいることで知られる香港で税率17%というのは、収入が多ければ多いほど、お得感があるように感じるのは私だけでしょうか。🉐

 

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ただ、「居住権が日本にある場合は日本の税制で課税される」というタックスヘイブン税制対策の後ろ盾ての影響で、節税は簡単にできるものではないようですね。

 

けれども、日本や他国と比べると税率が低いというのは、香港の魅力の一つだと感じます。

 

 とりあえずご参考まで。ではでは~。